ごきげんさまです。感護師つぼです。
2021年11月26日に中央社会保険医療協議会 総会(第500回)が行われました!
訪問看護経営者にとって重要な、そして訪問看護師にとって働き方が変わる決定事項などが出てきましたので、抜粋してお伝えします。
しっかりと勉強したい方は、 中央社会保険医療協議会 総会(第500回) の議事録を読むことをおススメします。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00123.html
退院日の訪問看護のカウントルールの変更
訪問看護ターミナルケア療養費の算定要件が変わりました。はっきり言うと訪問回数のルールが変わりました。
療養費算定には、お亡くなりになる日とその前2週間は、訪問看護基本療養費(もしくは精神科訪問看護基本療養費)を2回以上算定する必要があります。ですが、退院当日の訪問に対して訪問看護基本療養費の算定が認めらえていませんでした。そのために、すぐに患者さんがなくなってしまうケース、例えば退院当日とかその翌日になくなってしまうケースだと訪問看護ターミナルケア療養費も算定が出来ませんでした。
正直、何か制度がおかしいって思っていたものですが、今回その制度が、日本看護協会がルールの見直しを求め続けてくださったおかげで議題にあがりました。
医療資源が足りない地域での訪問看護
今まで、特別地域だけが認められていた。訪問看護ステーションが連携して24時間対応加算の体制に関してですが、新たに医療資源が足りない地域という文言が増えました。これによって該当地域が増えました!
BCP作成義務化
2021年の介護報酬改定で、すでにBCPの作成義務化は進んできましたが、今回の中医協でもしっかりと取り上げられました。
ICTを活用した医師との看取り連携
よりICTを活用した看護師主体の看取り体制を構築していくために、要件が増えました!
看護師で国会議員の阿部俊子参議院議員が、ずっと訴えて目指していた世界により近づいた。
看取りの看護は、やはり看護師がいいという世界に近づきました。
訪問看護の役割の広がり
機能強化型の訪問看護ステーションの役割として「地域における人材育成」があがっておりましたが。こちらに関してがより重要視されるようになりました。
地域を守る看護師、それが出来るのが訪問看護
という世界が近づいてきていて、そのための役割や責務が増えてきていることが分かる変化です。
添付:論点
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