ユニーク看護師 介護小説 小説家ナース 小原周子 新宿ナイチンゲール

ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。

看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。

小説家ナースは、ミステリーの女王アガサ・クリスティーを代表にいろいろといらっしゃいます。

2017年に講談社が主催する小説現代長編新人賞で激励賞を受賞した小原周子さんを今回取り上げます!

小原周子さんの作品に登場するナースは、正直、キレイじゃない。看護に燃えているわけじゃないし、理想をかかげているわけじゃない。そんなナースはなかなかいないから、こそ現実を書きたいといって書かれている小原周子さんの作品は、多くのナースの共感が得られる作品だと思っています。

小原 周子(おはら しゅうこ

【所属・肩書】小説家ナース
療養型病院で現役ナース

【出 身】春日部准看護学校
【資 格】看護師
【専 門】小説家
【実 績】ネカフェナースで、第12回小説現代長編新人賞 激励賞 
※ネカフェナースは、改題して出版、新宿ナイチンゲール

ユニークキャリア

小原周子さんは、埼玉県生まれの春日部准看護学校卒業の現役看護師です。彼女は2000年頃から小説を書き始め、その才能は次第に開花していきました。ペンネームの「小原」は、彼女が好きな映画「風と共に去りぬ」のヒロイン、スカーレット・オハラにちなんで名付けられました。「周」は敬愛する作家、山本周五郎に由来しています。

彼女の文学の才能は、2017年に「ネカフェナース」で第12回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞したことで証明されました。その後、受賞作を改題し、2018年1月に『新宿ナイチンゲール』として刊行。これが彼女のデビュー作となりました。

看護師としての経験を生かし、現実感あふれるストーリーが魅力の小原周子さん。彼女の作品は、看護の現場での人間ドラマや社会問題をリアルに描写しており、多くの読者に共感を呼んでいます。

小原周子さんは、今後も看護師としてのキャリアを続けながら、小説家としてさらなる高みを目指していくことでしょう。彼女の作品は、看護師だけでなく、多くの人々に勇気や希望を与えることができる力を持っています。

また、彼女の作品を通じて、看護師という職業の大切さや社会的な役割がより広く認識されることにつながるでしょう。小原周子さんの活躍が、看護師を目指す人々や他の分野で活躍する看護師たちに、さらなるインスピレーションを与えることでしょう。

小説家ナースとして大きな話題を呼んでいる小原周子さんが、次回の作品について言及しました。「長編はまた医療で書こうかなと今のところ考えています。やっぱりきれいなところではなくて汚いところをえぐり出したいです」とのこと。彼女の作品は、これまで看護の現場でのリアルな経験をもとに描かれており、多くの読者に強い共感を与えています。今後の彼女の活躍がますます期待されます。

作品

新宿ナイチンゲール

わたしは誰も看たくない

病院でちゃんとやってよ

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