ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
東京パラリンピックの開会式で演奏をされていたので、知っている方も多いと思いますが、今回はあきらめない心を持つ伊藤真波さんを取り上げます!
20歳の時に交通事故にあって、右腕を失っても、中学生の時から憧れていた看護師になる。そして、パラリンピックに日本代表として二回出場して、ヴァイオリニストとしても演奏をしている伊藤真波さん。
普段から「あきらめない心」を大切と自身の生き方含めて伝えてくださる彼女の生き方から是非とも自身の生き方も考えてみてください!
伊藤 真波(いとう まなみ) 旧姓(野村真波:のむらまなみ)
【所属・肩書】
【出 身】静岡県立清水西高校 衛生看護科
静岡県医師会看護専門学校
【臨 床】神戸百年記念病院
【資 格】看護師、准看護師
【専 門】競泳、ヴァイオリン、
【受賞歴】2008年 北京パラリンピック100m 平泳ぎ4位
北京パラリンピック100m バタフライ8位
2010年 アジアパラリンピック100m 平泳ぎ2位
2012年 ロンドンパラリンピック100m 平泳ぎ8位
ユニークキャリア
中学生から看護師を目指し、高校で看護学科を選択して准看護師の資格を取得します。その後に、専門学校に進学しますが、看護学生時代の病院実習中に、バイクで病院に向かう途中で交通事故にあってしまいます。右腕が負傷して切断ということになりましたが、専門学校を休学しただけで、復学して看護師になられました。
その時、日本で初めて片腕の看護師さんになりました。義手を活用して、注射や点滴をこなすということなので、練習した本人の努力はもちろんのこと。伊藤さんを教えたり、支えたりした職場も素晴らしいですよね
もちろん、看護師専用の義手を製作するのにも大変時間がかかって、兵庫県立リハビリテーション中央病院でやっと相談にのって頂けて創り上げていったということです。
腕のリハビリのために水泳を始めて、そのまま続けた水泳で、2008年の北京パラリンピック、2010年アジアパラリンピック、2012年のロンドンパラリンピックに日本代表として出場しています。
日本で初めての義手の看護師、日本で初めての看護師パラリンピック選手と新しい道を開いてきた伊藤さんですが、そのままもう一つの扉を開きます。バイオリンを始めます。肩甲骨を動かして義手で演奏をします。
公式サイト