ごきげんさまです。感護師つぼです。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
アから順番に紹介させて頂いているユニーク看護師キャリアですが、9人目【ケ】になりました。
そろそろ本業は、起業じゃなくて勤務先で、副業としてNPO法人を創業している賢見卓也さんを取り上げさせて頂きます。

賢見 卓也 (けんみ たくや)
【所属・肩書】
特定非営利活動法人 がんと暮らしを考える会 理事長
コパン訪問看護ステーション 副管理者
【出 身】兵庫県立看護大学(現 兵庫県立大学看護学部)
日本大学大学院グローバルビジネス研究科
【資 格】看護師、MBA
【臨 床】東京女子医科大学病院
【教 育】青森県立保健大学、埼玉県立大学看護学部
【専 門】訪問看護、がん制度
ユニークキャリア
看護師でMBAを取得されている方で訪問看護をやっていると、多くの方が訪問看護ステーション業を開業していることが多いのですが、賢見卓也さんは違います。学ばれた経営は、ご自身のライフワークにされている、特定非営利活動法人がんと暮らしを考える会の経営に活用されています。また、がん患者さんの生活を支えるのに、医療だけではなく、【お金】の視点でも大切だということから、がん制度に関することやお金に関する支援する全人的医療を提供することに従事されています。
また、がん患者さんは相談をするということが自らの情報開示とイコールになってしまうために、自分自身で問題解決が出来るようにするための情報発信や検索ができるような「がん制度ドック」というサービスなども展開しています。
ナイチンゲールの患者さんが困っていることを見える化して、必要なものを創り上げてサービス提供していくということを実践されている方です。
特定非営利活動法人 がんと暮らしを考える会
設立:2011年
法人化:2013年7月
がんと暮らしを考える会の目的
この会は、がんに罹患することで生じる、社会的な苦痛(特に経済的な苦痛)を緩和することにより、
がん患者とその家族が安心して暮らすための支援体制を構築することを目指します。
活動方針
1 この会は、がんになったときに利用できる諸制度・サービスの知識を、必要とする全ての人が得ることのできる方法を検討、構築します。
2 この会は、平均的な所得を持つ患者・家族を主な対象として制度・支援の検討・研究を行います。
3 この会は、多職種が連携することで、それぞれが持つ知識・ノウハウを結集し、会の目的を達成することを目指します。
4 この会は、法律や社会制度の遵守をすべての前提に、がん患者とその家族が、ごくあたりまえに制度を活用して暮らせる方法を考えていきます。
5 この会は、誰もがアクセスしやすく、分かりやすい手段で情報を提供します。
コパン訪問看護ステーション
http://copan.given.co.jp/
東京都渋谷区東2丁目9-6エスコートノヴェル広尾210号
TEL:03-5766-3557
FAX:03-5766-3558
株式会社ギブン
http://given.co.jp/
設立2017年2月20日
代表取締役 三原 庭薫
資本金 10,000,000円
東京都品川区西五反田1-11-1
AIOS五反田駅前ビル503
電話 03-5719-5689
ファックス 03-5719-5679