ごきげんさまです。感護師つぼ（@cango_shi）です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
看護師というと厚生労働省と縁が深いですが、地域の医療を守ってきた看護師は、内閣府の政策の一つである日本の勲章・褒章を受章します。あまり知っている方がいらっしゃらなかったので、今回、受賞されている青木和惠さんを紹介することにしました！
青木 和惠（あおき かずえ）
【所属・肩書】東京医療保健大学立川看護学部 教授
【出 身】東京都立新宿高等看護学院、昭和女子大学短期大学部国文学科、聖路加国際病院ETスクール、金沢大学大学院
【教 育】東京医療保健大学立川看護学部、静岡県立大学看護学部、大阪大学、岩手県立大学
【専 門】WOCケア、看護管理
【経 験】日本看護協会認定看護師認定審査委員、静岡県看護協会学術研究推進委員長
【臨 床】国立がんセンター中央病院副看護婦長、静岡県立静岡がんセンター看護部長、静岡県立静岡がんセンター副院長
【資 格】看護師、ストーマ療法士、皮膚・排泄ケア看護認定看護師
【実 績】瑞宝単光章受賞
ユニークキャリア
青木和惠さんは、国立がんセンター中央病院での看護婦としてのキャリアをスタートし、その後副看護婦長に就任しました。その間、昭和女子大学短期大学部国文学科を卒業し、ストーマ療法士および皮膚・排泄ケア看護認定看護師の資格を取得しています。
静岡県立静岡がんセンターで副看護部長、看護部長、副院長兼認定看護師教育課程長を歴任しました。同時に、金沢大学大学院で看護学を学び、博士課程前期を修了しています。青木和惠さんの修士論文は、後年の研究業績として評価されています。
さらに、静岡県立大学大学院、大阪大学大学院、岩手県立大学大学院で教職に携わり、日本看護協会や静岡県看護協会などの公的団体でも役職を務めました。
青木和惠さんは、2016年に静岡県立大学看護学部教授に就任し、大学院看護学研究科教授も兼務しました。彼女の功績が認められ、2017年には瑞宝単光章が授与されました。2020年に定年退職後、東京医療保健大学立川看護学部の教授に就任し、引き続き教育に携わっています。
瑞宝単光章受賞とは？
瑞宝単光章は、日本の勲章制度の一部であり、明治21年（1888年）に制定されました。この制度の始まりは明治8年4月（1875年）に「勲章従軍記章制定ノ件」（太政官布告第54号）が公布されたことに遡ります。これは、現在の旭日章の基になったものです。
