【祝・世界大会優勝】ユニーク看護師 戦う看護師 世界大会優勝空手家 芦髙侑平

ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。 

看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。

2023/4/9 加筆 祝!世界大会優勝!(【第5回極真連合杯 世界空手道選手権大会】極真空手 2023.4.9)

2023/4/7 加筆 4/8,9で開催される第5回極真連合杯 世界空手道選手権大会に日本代表選手として出場

2023/1/19 加筆
1月15日に開催された第1回オープントーナメント全日本極真空手道選手権大会で、みごと優勝! 優勝トロフィーと大山倍達総裁100年記念の「マスオーヤマカップ」を授与されました。

2022/7/6 インタビューに伴い加筆・編集しました。

戦うナースと言えば、空手・キックボクシング・ボクシング三冠王の谷山佳菜子選手ですが、戦う看護師と言えば、芦高侑平選手です。

ワールドカップに出場して準優勝するという、日本が誇るカラテファイターです!

先週末2022年6月26日に、3年ぶりに再度日本チャンピオンを奪還しました↓ 旬な方です。

芦髙 侑平(あしたか ゆうへい)

【所属・肩書】国際空手道連盟極真会館 全日本極真連合会関西総本部所属
社会医療法人 若弘会わかくさ老人訪問看護ステーション小阪サテライト

【出 身】龍谷大学
     西宮市医師会看護専門学校
【臨 床】社会医療法人若弘会 在宅部門 訪問看護ステーション
【資 格】看護師
【スポンサー】ポルックス
【実 績】第1回オープントーナメント全日本極真空手道選手権大会 優勝
第35(2019)・38回(2022)オープントーナメントウエイト制・全日本空手道選手権大会 超重量級 優勝
IKO国際親善空手道選手権大会 重量級の部優勝(2019)
(社)極真会館主催第48.49回オープントーナメント全日本空手道選手権大会 優勝(2連覇)
IBKO国際武道空手道連盟主催 第6回全日本空手道選手権大会 優勝
極真空手手塚グループ主催世界空手道選手権大会 優勝
KING OF KARATE賞金トーナメント大会 優勝
第6回極真ワールドカップ(ロシア) 準優勝
第4回ドイツW杯空手道選手権大会 準優勝
47回全日本空手道選手権大会無差別級 準優勝
第28(2012)・31(2015)・32(2016)回全日本ウェイト制大会 重量級 準優勝
【第5回極真連合杯 世界空手道選手権大会】極真空手 2023.4.9 優勝!

ユニークキャリア

5歳から空手を続けてきた芦高さんは、ご自身を「空手家」そして時々「看護師」と名乗っている二刀流ナースです。看護師である前に、空手家である方です。ですが、中学は野球部、高校はラグビー部と空手と必ず掛け合わせて成果をあげてこられた、まるで宮本武蔵のように二刀流であることが当たり前のような生き方をされてきた方です。

最初から看護師になられたのではなく、メーカー営業・市役所勤務を経てから20代後半になってから看護学校に進学されました。

看護師になった理由は?

大学卒業後、空手が出来るように就職していたが、7年連続準優勝と藻掻く暗黒時代があって、環境を変えようとした。

メンタルコーチについてもらって、コーチからもらった問いをきっかけに、全日本チャンピオンになった後のことを意識し始めた。全日本チャンピオン、子どもに憧れてもらえるような、空手だけではなく仕事でも人生でも憧れてもらえる。そして、引退しても頑張っている姿を見せ続けられるようにしていきたくなった。今から新しくできることとしてITか医療と考えた。医療は昔からケガなどがあって身近だったので、母が訪問歯科で働いていたことから、在宅医療という世界を知り、訪問看護師を知っていった。

資格をとれば、いろんなところで働ける。そして、将来的には独立もできるということを意識して、訪問看護師を選ぶ。

営業しても「ありがとう」と言われることが少ない。「ありがとう」という仕事であるということ、訪問看護師は、訪問先で裁量権があることで楽しそうと思った。

裁量権に心配になる新卒ナースが多いですが、芦高選手はどうだったんですか?

裁量権に対して心配しても仕方がない。不安の原因としっかり向き合って、技術なら技術、知識なら知識、一つ一つしっかりと対応していきました。

看護の仕事は、天職だと思っている。こんなに「ありがとう」と言われることない。新しい利用者さんの家に行った時に、ガタイのいい男性看護師ってびっくりされるが、より丁寧に接することで、すごい印象が変わる。印象が変わったよ「ありがとう」と言われるのがうれしい。男性看護師を知ってもらうことも嬉しい。

引退してから開業。いつ引退するかは、以前は決めていたが、今は、出来るところまでやる。

極真カラテとは

空手は、一言で説明するのが難しいほど多様な流派があります。東京オリンピックで採用された空手も、世界空手連盟の空手で多くの流派の中の一つです。

どのような違いがあるかというと、寸止めする流派やフルコンタクトと呼ばれる直接相手を攻撃する流派などがあります。

極真カラテはそのような、多様な空手の中で、地上最強の空手と呼ばれるぐらい、武具も防具もつけず突きと蹴りで全身(突きのみ、顔を除く)直接攻撃をする激しい空手です。

世界124カ国に1200を超える公認道場を持ち、会員数は1200万人を超える流派ですが、その起源は実はまだ若く、寸止め空手に異議を唱えて創始者である大山倍達氏が1956年に大山道場を開設したのがきっかけです。

試合で勝敗を決めるのは4パターンあります。①一本勝ち②技あり2本による合わせ一本勝ち③判定勝ち④相手選手の失格

3秒以上ダウンさせると一本勝ち、技が決まると技ありとなります。判定は、①ダメージ②有効打③手数・攻勢の3つの視点から判断されます。

【第5回極真連合杯 世界空手道選手権大会】極真空手 2023.4.9加筆

第5回極真連合杯世界空手道選手権大会の決勝戦で、芦高侑平選手と重松選手が再び対戦しました。しかも、この日は重松選手の誕生日でもありました。

2023年1月の全日本大会決勝戦でも戦った両者は、今回も互いの実力を知り尽くしていました。試合は激しい攻防が繰り広げられ、どちらも譲らない激しい戦いを繰り広げました。全日本大会の決勝戦同様に試合は、延長にもつれ込みます。

どのようになるか?とドキドキしながら試合をみていると、延長の上に無事に優勝を決めました。

この熱いエピソードは、空手道にとって勝利と敗北、競技としての美学と共に、人間の成長や強さを象徴するものとなりました。両者は戦いながらも、

互いに相手を認め合い、チャンピオンインタビューでは、11回の対戦と共に重松選手への感謝をコメントしていました。

このように、空手道は単なる格闘技ではなく、相手を尊重し、自分自身を律することで人間としての成長を促し、強さを生み出すものであることであると心が熱くなりました。

YouTube⇒https://www.youtube.com/live/YofVMfJd1kQ?feature=share

公式サイト

最新情報をチェックしよう!