ごきげんさまです。感護師つぼ(Twitter)(Threads)です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
今回は、私もうちの社員も、お世話になっていた社会保険労務士ナースの加藤明子さんを取り上げます!
美人な写真を掲載したいのですが、本人があまり写真を公開していないので、今回は自粛します。
似顔絵は公式サイトから拝借しました。
加藤 明子(かとう あきこ)
【所属・肩書】加藤看護師社労士事務所 所長
【出 身】中央大学、国立病院東京災害医療センター付属昭和の森看護学校、
【経 験】公益社団法人日本看護協会
【教 育】聖路加国際大学、日本赤十字看護大学、国際医療福祉大学、神奈川工科大学
【資 格】特定社会保険労務士(国家資格)、看護師(国家資格)、医療労務コンサルタント、二種証券外務員資格
産業カウンセラー試験
ユニークキャリア
加藤明子さんは、社会保険労務士と看護師という、一見矛盾するかもしれない二つの職業を持つ、ユニークな経歴の持ち主です。彼女のキャリアは、人々がより良い生活を送るためにどうしたらビジネスが貢献できるかという思考から始まりました。彼女は中央大学商学部で学び、ゼミではマーケティングに焦点を当てました。
大学時代に行った企業研究を通じて、メンタルヘルスの問題が企業・従業員、そしてその家族にとって大きな課題であることに気づきました。加えて、『日本ボリビア移民100周年記念事業』に参加し、現地の医療職や青年海外協力隊のメンバーと出会ったことが、彼女の医療に対する関心を強めました。また、寝たきりになった祖母が訪問看護師の支援で回復したことが、彼女が看護の道を選ぶきっかけとなりました。
大学卒業後、国立病院東京災害医療センター付属昭和の森看護学校に進学し、看護の心と技術、そして災害医療を学びました。その後、消化器・一般内科、精神神経科病棟で看護師としての実務経験を積みました。看護師としての彼女の業績の一つは、効果的かつ効率的な看護業務を支援するためのツールやクリティカルパスの作成で、これらはチーム全体で活用されました。
しかし、彼女が看護師としての職務をこなす中で、過重労働や経済的困難が病気の原因になるケースに多く遭遇し、これらの問題の解決策を求めるようになりました。その結果、彼女は社会保険労務士の試験に合格し、社会保険労務士としてのキャリアを開始しました。
その後、公益社団法人日本看護協会で働き、看護職の労働環境改善に向けた取り組みやワークライフバランス推進事業に携わりました。そして最終的に、自分のビジョンを実現するために「加藤看護師社労士事務所」を設立しました。
彼女の持つ多くの資格や証書は、彼女が個人として、また専門家として絶えず成長し続けていることを証明しています。社会保険労務士の登録、産業カウンセラー試験の合格、特定社会保険労務士の付記、ストレスチェック実施者養成研修の修了、二種証券外務員資格の取得など、彼女の経歴は彼女が様々な角度から人々の労働と健康の問題に取り組んできたことを示しています。
また、彼女が独立行政法人労働者健康安全機構の両立支援コーディネーター基礎研修を修了し、公益社団法人日本医師会の医療機関勤務環境評価センターサーベイヤー養成講習を修了し、公益社団法人日本助産師会の不妊症・不育症ピアサポーター等の養成研修を修了したことは、彼女が社会の様々な問題に対応するための幅広い知識とスキルを持っていることを示しています。
彼女の看護師と社会保険労務士という二つの職業は、一見すると相容れないものかもしれません。しかし、加藤さんはこれら二つの専門性を活かして、社会の課題に対応するための新たな視点を提供しています。彼女は医療の現場で直面する問題だけでなく、労働環境や社会保障制度といったより広範な視点から、個々の健康と生活状況を改善する方法を探求しています。
今後も、加藤明子さんの多角的で深い視点と経験が、健康と労働の問題に直面する人々の援助に大きく寄与することでしょう。彼女のキャリアは、医療と社会保障という異なる二つの分野が交差するところで、新たな可能性を模索し続けています。