看護師コーチ 河井 葉純 看護コーチ協会共同創業者

ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。

看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。

久しぶりに、看護管理者のためのコーチング実践ガイド臨床を動かすリーダーシップ(医歯薬出版)の書籍に関する質問を頂きました。

そこで、共著者の皆さんを紹介していなかったことに気が付きました! 看護業界にコーチングを広める第一人者、河井 葉純さんを取り上げます!

河井 葉純 (かわい ようじゅん)

【所属・肩書】株式会社メディカルビジョンクエスト 代表取締役
一般社団法人日本看護コーチ協会 副代表理事

【臨 床】慈恵会医科大学付属病院
【資 格】看護師、生涯学習開発財団認定認定マスターコーチ、日本コーチ協会認定メディカルコーチ
日本医療コンシェルジュ研究所認定エキスパートコンシェルジュ、(一社)日本看護コーチ協会 認定看護コーチ

ユニークキャリア

私たちの視力を守るために働く専門家たちの中には、看護師であり、マネージャーであり、そしてコーチでもある一人の女性、河合葉純さんがいます。

河合さんは、慈恵会医科大学付属病院で4年間看護師として働いた後、1年間カナダに留学しました。帰国後、眼科クリニックで働き始め、地域に根ざした眼科医療の魅力を発見しました。出産を機に医療現場を離れましたが、産後6か月でパート職員として再び眼科クリニックに戻りました。

彼女がキャリア形成で悩み、退職を真剣に考えた際、コーチングセッションを受けたことで、悩みの原因が自分自身の中にあることに気づきました。その結果、退職する代わりに常勤職員として仕事を続ける決断をしました。

その後、彼女は看護師長として着任し、院長が海外留学で不在となった4年半の間、主体的に行動できる人材育成と経営効率を上げる仕組み作りにコーチングを活用しました。その結果、事業拡大につながり、院長が帰国した際には、関連クリニックが3つに増えていました。

結婚、出産、介護といった人生のさまざまな岐路を経験しながらも、彼女は働き続ける看護師とコメディカルのマネジメント、そして院内コーチとして携わりました。彼女は職員の自己実現をサポートし、患者の人生の質を高める医療の実現に向けて尽力してきました。

その経験と情熱から、河合さんは日本全国の看護師に対し、コーチングを活用して看護の質を高める楽しさを伝えるとともに、看護師の人生を輝かせるサポートをしたいという願望を抱きました。それを実現するために、彼女は日本看護コーチ協会の設立に携わり、さまざまな医療現場での看護コーチングの普及に努めています。

河合さんのストーリーは、個人の成長だけでなく、組織の成長、そしてそれがどのように地域社会全体の利益につながるかを示しています。彼女の仕事は、患者の視力を保つだけでなく、看護師たちの視野を広げ、医療現場で働く全ての人々が自己実現できる環境を作り出すことにも繋がっています。そしてそれは、私たちがより健康で満足のいく生活を送るための基盤を作り出すことになります。

公式アカウント

https://mvq.jp/

https://nursecoach.or.jp/

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