ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
最近、こちらのブログでも紹介しましたが、いくつかの看護雑誌で連載をさせて頂いています。そうすると、とても尊敬度があがっていくのが、物書きをされている看護師の方々。今回は、その方々の中でも、老人ホームでの看護をテーマにして、10万部以上の人気作家になられた、ノンフィクション作家小島すがもさんを取り上げます
小島 すがも(こじま すがも)
【所属・肩書】老人ホーム看護師
【資 格】看護師
【実 績】処女作「看護師も涙した老人ホームの素敵な話」が10万部以上
ユニークキャリア
看護師の経験を活かし、ノンフィクション作家として活躍する小島すがもさん。老人ホームの看護の現場で遭遇した数々のエピソードをもとに、人間ドラマを描き出す作品で知られています。彼女の2018年の著書「看護師も涙した 老人ホームの素敵な話」は、現役看護師としての生々しい経験をもとにしたエピソードが評価され、10万部以上が発行されました。
新型コロナウィルス感染症が発生し、社会に大きな影響を及ぼした中、小島さんは老人ホームで何が起こっていたのか、そして、そこで生活する高齢者、そのご家族、スタッフたちがどのような思いを抱え、奮闘しながら日々を過ごしてきたのかを描いた続編「涙がこぼれる老人ホームのお話」を発表しました。
老人ホーム看護師という職業を選ぶ人は少ないと言われていますが、彼女の描く作品は読者に対し、老人ホーム看護師という職業の大切さを認識させ、その道を選ぶきっかけを提供しています。
彼女自身もキャンプとスノーボードを愛し、最近では発酵食品とパン作りにハマっているといいます。また、ストリートピアノの演奏を視聴するのが彼女の癒やしのひとつとのこと。小島さんの多彩な趣味が、彼女の作品にも幅広い視点と生活のリアルさをもたらしていることでしょう。
小島すがもさんの作品は、日々の生活の中に隠された人間の喜び、悲しみ、葛藤を描き出し、老人ホームでの看護の現場から得た深い洞察力を読者と共有することで、新たな視点から社会問題を考えるきっかけを提供しています。