ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
最近、金沢市に住む友人と再会して、金沢市に看護系議員である久保洋子さんがいると思いだしたので、今回取り上げます。
久保洋子さんと私の関係は、日本看護連盟総会で名刺交換したぐらいの薄い関係です。
久保洋子(くぼ ようこ)
【所属・肩書】金沢市市議会議員
石川県看護連盟顧問、自民党石川県連女性局長、自民党金沢支部女性局長、自民党金沢支部諸江校下部会顧問、一般社団法人金澤レディース経政会執行理事、金沢市馬術協会会長、金沢市健康麻将協会会長、女性起業家交流会in HOKURIKU副代表、味噌蔵町公民館運営審議会委員、金沢市女性安心生活支え合い支援事業、つながりサポートプロジェクト金沢相談役、子育て支援シェアライフジャパン顧問、みらい子育てネット 石川県地域活動連絡協議会顧問、金沢傾聴ボランティアの会顧問、石川県禁煙ねット顧問、いしかわ福祉水泳協会顧問、自衛隊金沢駐屯地さくら会顧問、高砂協働プロジェクト会相談役、お寺で朝市井戸端会議(小将町)相談役、ハートキーパーの会顧問、石川いのちの会。
【出 身】国立金沢病院付属高等看護学校
【臨 床】国立金沢病院、
【経 験】国立能登青年の家、石川県看護連盟幹事長
【教 育】公立能登総合病院看護学校
【資 格】看護師
【実 績】2020年議会運営委員会委員長、2021年3月~翌年3月第92代議長
少子化対策特別委員会委員長、議会基本条例検証特別委員会委員長、企業会計等決算審査特別委員会委員長
看護師から市議会議員へ:久保洋子さんの多様なキャリア
今回は、看護師としての経験を活かし、金沢市市議会議員として活躍する久保洋子さんをご紹介します。彼女の人生は、看護の現場から政治の舞台へと広がり、多様なキャリアを築いてきました。
幼少期と看護師への道
1943年、満州で生まれた久保さんは、幼少期に金沢へ引き揚げ、看護師として働く母を見て育ちました。彼女は、母の影響を受け、看護の道を志します。金沢女子短期大学高等学校を卒業後、国立金沢病院付属高等看護学校で学び、看護師としてのキャリアをスタートさせました。
20代から30代:看護教育と家庭生活
21歳で看護師として働き始めた久保さんは、看護学校の教員としても活躍しました。結婚後は、家庭と仕事の両立に奮闘し、国立能登青年の家での勤務を経て、地域活動にも積極的に参加しました。特に「総理府第10回青年船」では、石川県選抜の女性班長として、国際的な視野を広げる貴重な経験を得ました。
40代から50代:地域活動と新たな挑戦
義両親の看取りを経て、地域活動を再開した久保さんは、石川県母親クラブ連絡協議会の副会長として20年間活動しました。50代には夫と共に全国をツーリングし、新たな社会感を得るなど、充実した時間を過ごしました。
60代:政治の世界へ
定年後、金沢に移住した久保さんは、石川県看護連盟の幹事長に就任。2007年には金沢市議会議員選挙に出馬し、見事当選を果たしました。看護師としての経験を活かし、女性の視点から市民福祉の向上に努めています。
70代:市議会での活躍
現在、5期目の市議会議員として、少子化対策や高齢者福祉、女性活躍推進など、多岐にわたる分野で活動を続けています。2021年には金沢市議会初の女性議長に就任し、看護の学びを活かした政策提言を行っています。
久保洋子さんのキャリアは、看護師としての経験を基盤に、地域社会や政治の場で多くの人々に影響を与え続けています。彼女の歩みは、看護師としての可能性を広げる一例として、多くの人に勇気を与えるでしょう。