ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
今年、公益財団法人日本訪問看護財団の理事長に7月14日に就任されました田村やよひさんを取り上げます!元々厚生労働省で看護課の課長として訪問看護を広げる予算を獲得されてきた方なので、行政で訪問看護を支援してきてくださっていて、教育にいかれてから、現在日本訪問看護財団として訪問看護を支援してくださっている方です。
田村 やよひ(たむら やよひ)
【所属・肩書】公益財団法人日本訪問看護財団 理事長
一般財団法人日本看護学教育評価機構 理事
【出 身】東京大学医学部付属看護学校、神奈川県立公衆衛生看護学院、法政大学社会学部応用経済学科、聖路加看護大学、東京大学大学院医学系研究科
【活 動】筑波大学病院、看護研修研究センター所長
【教 育】筑波大学医療技術短期大学、国立看護大学校学長、日本赤十字九州国際看護大学学長
【資 格】保健師、看護師
【実 績】初代厚生労働省医政局看護課長(それまでは、健康政策局看護課)
ユニークキャリア
看護師を支援するキャリアを創られている方ですが、看護以外の法政大学で経済学を学ばれて、多様な視点で看護を支援してくださっている方です。元々は、筑波大学病院で師長(当時、婦長)にまでなられますが、その後は、筑波大学医療技術短期大学で教員としてのキャリアを積まれて、聖路加看護大学、東京大学と大学院を進学された後に、厚生労働省に入職されます。まさに、臨床・教育・行政と王道のキャリアを創られてこられた方です。
看護課課長になられた後は、看護大学校の学長、日本赤十字九州国際看護大学学長を歴任してから訪問看護財団の理事長になられています。
課長時代には、看護基礎教育への「在宅看護論」の導入や「訪問看護推進事業」の予算獲得と都道府県と連携した事業展開をされてこられた方なので、訪問看護の役割がコロナで新たに切り開かれるタイミングでは、とても重要なポジションについて頂いた方で、今後が楽しみです。
キャリアは任せるものじゃなく、切り開くもの
看護師紹介会社のキャリアコンサルタントに相談すると、どうしても決まった看護師キャリアの紹介になってしまいます。新しい道を切り開くには、自分自身の分析なども大切になってきます。紹介会社とは独立したところでキャリアコンサルティングを受けることは看護師にとっても大切な時代に突入しました。
看護師とXを両立するには?
看護師しながら、他に何かをやることなんて出来ない!
よく耳にする言葉ですが、ユニーク看護師キャリア図鑑で紹介している人々がすごいで終わらせることはもったいないです。彼ら彼女らが活動できた背景として、柔軟な対応が出来る職場であるということがあります。
現在の職場内で新しく柔軟性をもってもらう選択肢もありますが、柔軟な職場の方に飛び込むという選択肢を活用するのも大切です。
看護師の口コミも大切ですが、キャリアエージェントに柔軟な職場環境を就職する前に交渉してもらうことも重要です。