ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
なんと!!昨日(2023/4/25)発売のForbes Japanに助産師起業家、渡邊愛子さんが登場していたので、興奮して取り上げました!
すごい!
自分自身、家族として流産や死産を経験していて、助産師のすごさを体感しています。また、厚生労働部会で日本助産師協会さんと一緒に会議に参加させて頂いて、助産師さんの可能性をすごく感じていました。助産師の本当の能力を発揮させていく渡邉愛子さん、一方的にSNSでフォローして尊敬していたので、今回のForbes Japanに掲載されていたのは大興奮でした。
写真はツイッターより拝借
渡邊 愛子 (わたなべ あいこ)
【所属・肩書】株式会社Josan-she’s(ジョサンシーズ) 代表取締役
【臨 床】東京女子医科大学病院
【資 格】看護師、助産師
【実 績】大和ライフネクスト社と協業
YAZAWA アントレジェネレーター採択
Entre Generator
株式会社Yazawa Venturesより調達
ユニークキャリア
渡邊愛子さんは、看護学校を卒業後、助産師専門学校へ進学し、都内大学病院でハイリスク妊産婦の管理に従事していました。その後、産科クリニックへの勤務を経て、2児の母親となりました。
母親と助産師の両方の視点から多くの課題を感じた渡邊愛子さんは、会社を設立し、妊産婦と助産師が繋がるサービス「ジョサンシーズ」を展開しています。
ジョサンシーズでは、育児と産後うつの課題解決に取り組んでいます。ただ、課題解決といっても、一つだけを解決すればいい訳ではなく、一人ひとりの身体のことや個性、家族の状況、パートナーとの関係性、様々な環境など、それらを取り巻く課題の要因は複雑に絡み合っていることが多いです。
ここで、ジョサンシーズが専門家である助産師とテクノロジーの力を結集している点が注目されます。助産師の専門知識や経験を活かし、テクノロジーを駆使して、それぞれの妊産婦に合った最適なサポートを提供しています。
ジョサンシーズは、渡邊さんの個性や経験に基づく、ユニークなキャリアの一例と言えるでしょう。彼女のアイデアと情熱が、多くの人々にとって有益なサービスとなり、Forbes Japanに取り上げられるまでに至ったことは、彼女の功績と言えます。
私たちも、渡邊さんのように、自分の経験やスキルを活かし、自分なりのアプローチで社会に貢献できるような、ユニークなキャリアを目指していくことを考えさせられます。
株式会社Josan-she’s (ジョサンシーズ)
名前の由来
Josan-she’s(ジョサンシーズ)は、
”助産師”という活躍を皆様に知って頂きたい、
そして国家資格である”彼女”達を社会と繋ぎたい。
そんな思いを込めて名付けました。
ジョサンシーズは、
助産師の”働く”を解決して、”育児と働く”を自由にします。
VISION
妊娠・出産・子育てに多様な価値観を
社会通念やネットの情報に縛られることなく
自分の状態や気持ち・子供の状態に合わせて最適な方法を「自ら」選び、過ごすことで
個人個人のパフォーマンスを最大化できると考えています。
その選択のために、我々が全力でサポートします。
社会問題への取り組み
日本における出生数は下降の一途。
妊娠-出産-産後に対する支援はたくさんありますが、
果たして当事者である女性やその家族が本当に活用できているでしょうか?
ジョサンシーズは、助産師にできることを
テクノロジーを活用しながら広げていきたいと考えています。
①女性の活躍 (SDGs 5.ジェンダー平等を実現しよう)
助産師は女性だけに与えられる唯一の国家資格ですが、
働き方に柔軟性がなく就業継続が困難な現状があります。※
新しい働き方を提案することで、彼女たちの活躍を促していきたいと考えています。
また、助産師からたっぷりとケアを受けた女性や家族たちが、
社会に元気に復帰する、そんな循環を作り出すことが願いです。
※資格保有者のうち働いていない”潜在助産師”は54.4%にのぼります。
②産後うつ病を予防する (SDGs 3.すべての人に健康と福祉を)
産後うつ病を防ぐための手段の一つは、「睡眠」です。
しかし産後のママやパパが適切な睡眠を確保することは難しいもの。
そんなとき、助産師がケアに伺いご家族へ睡眠をプレゼントすることができます。
新生児と産後ケアのスペシャリストは、他ならぬ助産師です。
③厚生労働省の掲げる産後ケア事業の急速拡大 (母子保健法)
各市町村に産後ケア実施の努力義務が課せられていますが、
助産師の確保やコーディネーターの配置、
周知の問題から取り組みが困難な自治体が多くあります。
助産師とテクノロジーを掛け合わせることで、
日本中どこにいても適切な助産師ケアを受けられるようにしていきます。
公式サイト
https://note.com/aiko_josanshes
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/110270