ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
今、東京オリンピック開会式で有名な看護師ボクサーは、津端ありささん。最も防衛した元世界チャンピオンは富樫直美さん、姉妹で看護師でボクサーになった杉本姉妹。数多くいる看護師ボクサーの中で、最も多くの種類のタイトルを獲得している現役の日本チャンピオンである谷山佳菜子さんを取り上げます。
2022年4月16日には、日本女子バンタム級王者を初防衛されました!!
谷山 佳菜子(たにやま かなこ)
【所属・肩書】ワタナベボクシングジム
ナグモクリニック
パウンドフォーパウンド
合志市ふるさと大使
【出 身】熊本市医師会看護専門学校看護師科
真正会熊本支部
【臨 床】柳田内科
ナグモクリニック
【資 格】准看護師
【専 門】ボクシング、空手、キックボクシング、整形外科、透析、乳腺外科
【実 績】極真会館全日本女子空手道選手権軽量級(55キロ以下)優勝(2008年)@空手
極真会館主催世界女子空手道選手権大会 軽量級(55㎏級)二連覇(2009年・2010年)@空手
J-GIRLS -53kg Japan Queen王者(2011年)@キックボクシング
初代LEGEND QUEEN バンタム級王者(2013年)@キックボクシング
ホーストカップ初代女子バンタム級王者(2016年)@キックボクシング
第3代日本女子バンタム級王者(2021年)@ボクシング
ユニークキャリア
「自分に自信がない自分を変えたい!」と中学卒業で結審する谷山選手は、格闘技好きのお父様の影響でみていたK-1でみていた伝説の空手家アンディ・フグさんに憧れて正道会館熊本支部(現・真正会熊本支部)に入門されました。
空手を続けながら、マザーテレサの伝記で人の役に立つことに憧れた谷山選手は、看護学校に進学します。
21歳の時に初めて空手の日本チャンピオンになるので、看護学校と空手の両立をしっかりとして結果を残されました。
卒業後は、空手を極めるために、熊本支部から東大阪支部に移籍して、世界チャンピオンになります。
その後2010年に、キックボクシングに転向し、結果を残していきますが、練習中に左膝の半月板を負傷し3度の手術を経験してドクターストップを受けます。
リハビリ中も休むことなく、パンチの技術を磨くためにボクシングジムに出稽古に行きます。そこでの交流からボクシングに転向します。
何歳からでも、ケガをしても、何がおきても、やりたいことを始められることを改めて教えてもらえるエピソードです。
公式サイト
公式ブログ Kanako Style https://ameblo.jp/pako1207/
キャリアは任せるものじゃなく、切り開くもの
看護師紹介会社のキャリアコンサルタントに相談すると、どうしても決まった看護師キャリアの紹介になってしまいます。新しい道を切り開くには、自分自身の分析なども大切になってきます。紹介会社とは独立したところでキャリアコンサルティングを受けることは看護師にとっても大切な時代に突入しました。
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看護師とXを両立するには?
看護師しながら、他に何かをやることなんて出来ない!
よく耳にする言葉ですが、ユニーク看護師キャリア図鑑で紹介している人々がすごいで終わらせることはもったいないです。彼ら彼女らが活動できた背景として、柔軟な対応が出来る職場であるということがあります。
現在の職場内で新しく柔軟性をもってもらう選択肢もありますが、柔軟な職場の方に飛び込むという選択肢を活用するのも大切です。
看護師の口コミも大切ですが、キャリアエージェントに柔軟な職場環境を就職する前に交渉してもらうことも重要です。