ごきげんさまです。感護師つぼ（Twitter）(Threads）です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
産業保健師スクールのご協力で、先日からスタートした産業保健師特集第2弾です！
今回は、産業保健師スクールで、一番人気講座を担当している講師でありながら
現役の産業保健師の出口春花さんを取り上げます！
出口 春花（でぐち はるか）
【所属・肩書】産業保健師スクール 講師
現役産業保健師
【臨 床】急性期総合病院
【資 格】看護師, 保健師, 衛生管理者一種・健康経営エキスパートアドバイザー・防災士
両立支援コーディネーター・ITパスポート
出口春花：ICTスキルと共に産業保健師として輝く
出口春花さんは、現役産業保健師であり、同時に産業保健師スクールの人気講師でもあります。彼女の経歴は急性期総合病院の循環器内科、心臓血管外科での看護師としての勤務から始まりました。現在は産業保健師として、大手建設業、IT業、製薬会社など様々な企業の産業衛生活動と健康経営施策を実施しています。
看護師を目指したきっかけは東日本大震災です。この災害による救護活動とメンタルケアに触れ、その重要性を感じ取った彼女は看護職へとキャリアの道を切り開きました。病棟勤務時代、多くの同僚がメンタル不調で退職する姿を目の当たりにし、「もっと早く気付き、ケアできたのではないか」との思いから産業保健師を目指しました。
出口さんは、産業保健師の魅力を「個人との関わりを通して、組織としての課題も見えてくる職業」と語ります。その課題に対してどのようにアプローチするのか、様々な部署と連携し、コーディネーターとしての役割を果たすことが求められます。それは大変な仕事ですが、組織の課題を改善できた時には、非常に大きな達成感を感じることができるのだと言います。
出口さんがこれから挑む目標は、「産業保健師の魅力を多くの人に伝え、身近な存在になること」です。
また、看護師に対しては、「看護職として多くのキャリアパスがある中で、その選択肢の一つとして産業保健師にも興味を持ってほしい」とメッセージを送っています。
さらに、出口さんは産業保健師スクールの学習コンテンツ「ICTスキル」を担当しています。彼女自身、産業保健師になる前に一番不安だったのがICTスキルだったため、同じようにICTスキルに不安を抱える人や、どこから勉強を始めていいのか分からない人に対して、自身の経験を活かしてサポートしています。
多彩なキャリアパスを経て、ICTスキルと共に産業保健師として活躍する出口春花さん。彼女の進む道は、今後も多くの人々にとっての道しるべとなることでしょう。
産業保健師スクール
企業の健康経営の更なる発展への貢献を目指し、産業保健師を目指す方*が即戦力で仕事ができるレベルに到達するまで研修を受けられる、『産業保健師スクール』。
時間と場所を選ばないオンライン完結型で、産業保健師に必要な入門知識から、業務上の事故の防止や職場環境の改善などの安全衛生管理の知識、企業で働くための社会人マナーやパソコンスキルまで、広範にカバーされたカリキュラムを提供している。
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