【祝・当選】あべ俊子 衆議院議員ナース7選目

ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。

看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。

ツイッターでの再会がきっかけで、最近、衆議院議員会館まで遊びに伺わせて頂いたあべ俊子先生を今回は取り上げます。

実は、看護学生時代の2005年3月、あべ先生が出馬される前、東京医科歯科大学の教員をされていた頃に、看護の未来のことをいろいろと教えて頂いたことがあって、自分が自由に看護師のキャリアを選択することができたきっかけをくださった方の一人です。

加筆・修正
2024/10/28 2024年衆議院選挙当選で加筆しました。

写真は公式サイトから拝借

最近では、当ブログのYouTubeに関して背中を押してくれた方の一人です。

ブログ掲載前のインタビューをYouTubeで公開インタビューするようになりました。
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阿部 俊子(あべ としこ)

【所属・肩書】衆議院議員(7期)
岡山県衆議院比例区第一支部長、衆議院農林水産委員会筆頭理事、自民党国際協力調査会女性支援PT座長
自民党孤独・孤立対策特命委員会幹事、自民党外国人労働者等特別委員会副委員長
自民党過疎対策特別委員会 委員長代理

【出 身】宮城学院女子短期大学、アラバマ州立大学バーキングハム校、アラバマ州立大学バーキングハム校大学院
イリノイ州立大学シカゴ校大学院看護管理学博士
【教 育】東京医科歯科大学、群馬大学医学部保健学科
【経 験】日本看護協会副会長、衆議院外務委員長 自民党国会対策委員会 副委員長(厚労担当)​ 外務副大臣 自民党 副幹事長 農林水産副大臣 衆議院議院運営委員会 委員(議事進行係) 衆議院 厚生労働委員会 理事、文部科学大臣

ユニークキャリア

お父様が経営されていた会社の倒産が、あべ俊子議員が看護師を目指すきっかけとなりました。そのころ、彼女は途上国で働くことを望んでいました。看護師ならば、それができる!と看護の道を目指しました。しかしながら、看護学生として老人ホームで実習をした時、質の低いケアを受けている高齢者たちの現状に直面しました。

「日本の貧しい人とは高齢者である。自分が入りたいと思う質の高いケアを提供できる老人ホームを作りたい!」との思いから、老人施設の経営を学ぶために米国へ留学します。資金が不足していた彼女は、米国で看護師の資格(Board of Nursing)を取得し、働きながら授業料を免除し、給与を得て留学していました。

その後、大手不動産会社からスカウトされ、日本型CCRC設立のNursinghomeプロジェクトチーム担当として採用されます。しかし、その中で彼女はさまざまな制度の壁にぶつかります。医療と介護の分野を変革するためには法律や制度の改革が必要であり、また、高齢者や弱者を支える地域社会が必要であると感じました。

「自分がやらねば誰がやる、今やらなければ、いつやる」という信念を持つあべ議員は、体制を批判するだけでなく、体制を整備する側に立つために政治家を目指すことを決意します。政治家になる前に、大学教員として8年間の経験を積みました。

彼女が政治家になった最大の理由は、「日本の貧しい方々のための制度を変える」ためでした。彼女の原点は、途上国での児童労働問題にあります。中学生の頃に見た、学校に行けずに座って仕事をして歩けなくなった10歳くらいの子供の写真は彼女の心に強く影響を与えました。

インドでボランティア活動を行った友人から、「あなたの国にはあなたの国の貧しい方々がいるでしょう。」と言われたことが、豊かな日本の中での貧困問題を見つめ直すきっかけとなりました。

あべ議員は、看護師としての経験と国際的な視野を活かして、国内の貧困問題や高齢者ケアの改善に取り組んでいます。彼女の活動は、看護師から政治家へと進んだ一人の女性の力強い決意と信念を示しています。そしてそれは、同時に我々が抱える社会問題に対する真剣な取り組みと、それを実現するための制度改革の必要性を浮き彫りにしています。

父の会社の倒産から始まり、看護師、大学教員、そして政治家へと移り変わる中で、あべ議員は常に一貫して弱者の立場に立ち、その改善を求めてきました。その活動は、社会全体が抱える問題に対する彼女の深い洞察と献身的な取り組みを示しており、これからの日本の医療と福祉、そして社会全体の発展に大きな影響を与えることでしょう。

公式アカウント

衆議院議員あべ俊子公式ホームページ (abetoshiko.com)

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