ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
今週末ですが、滋賀県看護協会で訪問看護DXに関しての講演をさせて頂きます。滋賀県に行くので、お会いしたいと連絡のやり取りをさせて頂いている森口真吾さん。日本の遠隔看護の第一人者であるのに、こちらのブログで取り上げたことがなかったので、今回取り上げます!
遠隔ICUは日本では比較的新しいものとされていますが、実際にはアメリカで1982年に誕生し、オバマ政権下でさらに加速化しました。日本においては、医療の働き方改革に間に合う形で、今年診療報酬に遠隔ICUが追加されるなど、進展が見られます。この背景には森口さんのさまざまな努力がありますので、ここで紹介します。
森口 真吾(もりぐち しんご)
【肩 書】株式会社Vitaars 執行役員CMO(Chief Medical Officer)
滋賀医科大学社会医学講座法医学部門
【学 会】日本国際看護学会、日本救急看護学会、日本医療の質・安全学会、日本交通科学学会、日本遠隔医療学会
日本呼吸療法医学会、日本クリティカルケア看護学会、日本集中治療医学会
【出 身】滋賀医科大学、神奈川県立保健福祉大学実践教育センター 急性期重症者支援課程、大津赤十字看護専門学校
【臨 床】京都大学医学部附属病院、京都医療センター、滋賀県立総合病院
【資 格】看護師、集中ケア認定看護師
【専 門】集中ケア、急性期、遠隔看護、遠隔ICU
キャリア:遠隔ICUの革新を牽引する集中ケア認定看護師
森口真吾さんは、現代医療の最前線で活躍する集中ケア認定看護師であり、医療業界における革新的なリーダーです。彼の専門知識と経験は、急速に進化する遠隔ICU技術の展開において、重要な役割を担っています。
経歴と専門分野
森口さんは、京都大学医学部附属病院、京都医療センター、滋賀県立総合病院など、日本の主要な医療機関で広範な経験を積んできました。2019年には、革新的な医療サービスを提供するT-ICU株式会社(現:株式会社Vitaars)に入社し、同社の執行役員兼CMO(Chief Medical Officer)として、遠隔ICUのサービス展開をリードしています。
遠隔ICUとは
遠隔ICUは、情報通信技術を活用して、専門医や認定看護師が地理的に離れた場所にある病院のICUに対して支援を行うシステムです。森口さんはこの分野において国内で、医療資源の有効活用とプロセスの標準化を推進し、現場の医療を強化するための施策を設計しています。
資格と専門
森口さんは集中ケア認定看護師の資格を持ち、特に集中治療室でのケアにおける深い専門知識を有しています。その知識を活かし、遠隔ICUの枠組み内で、臨床現場で直面する困難な状況に対する適切な対応策を提供しています。
名誉と認識
森口真吾さんの業績は、医療業界内外で高く評価されており、遠隔医療の分野での先駆的な取り組みが、多くの医療機関に新たな可能性を示しています。
森口真吾さんの専門性とリーダーシップは、遠隔ICUの分野でのイノベーションを加速させ、より効果的な患者ケアの提供を実現しています。彼の継続的な研究と実践は、今後も多くの医療従事者に影響を与え、遠隔医療の将来を形作る重要な要素となるでしょう。