ごきげんさまです。感護師つぼ(Twitter)(Threads)です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
写真は、https://jector.com/interviews/elsevier より拝借
榊 茜(さかき あかね)
【所属・肩書】エルゼビア・ジャパン株式会社看護系ソリューションコンテンツ開発・責任者
【出 身】東京医科歯科大学・医学部保健衛生学科看護学専攻、同大学大学院・保健衛生学研究科修士課程
【資 格】看護師
キャリア
手に職をつけるために看護系の大学に進学した榊茜さん。最初は「看護師=病院」という枠に限定せず、看護師資格を活用する様々な可能性に目を向けていました。しかし、実際に看護師として働いてみると、その役割の大きさと魅力に引きつけられ、3年間の臨床経験を経て誇りを持つようになりました。
その後、アメリカでの語学留学中に訪れた医療施設で見かけた「自分の仕事が好きで誇りを持っている」というナースたちの姿が、彼女にとって新たな視点を提供しました。彼らは仕事を愛し、働き方に納得しており、それが患者への説明にも余裕をもたらしていました。この体験が、榊さんに「(身体的にも精神的にも)余裕がある働き方」を模索させるきっかけとなりました。
帰国後に就職した病院では、勤務体制が自分に合わず、看護師としての働き方について再考する機会を持ちました。「働きやすい環境ってどうしたら作れるのだろうか」という疑問から、「現場で頑張るナースのために何かできることをしたい」という新たな目標を見つけ、看護管理を学ぶための大学院進学を決意しました。
大学院在学中、エルゼビアという出版社でナースとしてアルバイトを始めた榊さん。そのアルバイトをきっかけに、自身の能力を活かして看護教材を創る仕事を見つけました。大学院卒業後、正社員としての道を選び、新たなキャリアをスタートさせました。
これまでの経験と学びを活かして、榊さんは看護師たちの働きやすい環境を模索し、看護教材の開発に携わっています。彼女の活動は、看護師が職場で余裕を持って働けるような環境作りに貢献しています。榊さんのこれからの活動からも目が離せません。