ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
今回は、多様な経験を全て活かして活躍されている漫画家ナース沖田×華さんをとりあげます。
沖田×華さんの作品「透明なゆりかご」は、NHKでもドラマ化されてご存知の方も多いと思います。
沖田×華さんは、看護師時代先輩から「死ね!」と言われたことで、本当に自殺未遂をしてしまったことで、看護師を退職して様々な経験をされて現在、漫画化として活躍されています。
ペンネームの沖田×華(おきたばっか)は、「起きたばっか」が由来
写真は、沖田×華がアウトデラックスに!経歴がすごい!本名や家族も調査! | 気ままなトピックス! (kimamana-topic.com) より
沖田 ×華(おきた ばっか) 本名:寺田美雪(てらだみゆき)?
【所属・肩書】漫画家ナース
【出 身】富山県立新川女子高校衛生看護科
【資 格】准看護師、正看護師
【専 門】漫画家
【実 績】第42回講談社漫画賞少女部門 – 『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』にて受賞
第73回文化庁芸術祭ドラマ部門 – 『透明なゆりかご』にて大賞受賞。
ドラマは
平成30年度(第73回)文化庁芸術祭(テレビ・ドラマ部門)大賞
第35回ATP賞テレビグランプリドラマ部門最優秀賞およびグランプリ受賞作
ユニークキャリア
沖田さんは、成人してから看護師として働き始めるも、仕事で苦労を重ね、自分がアスペルガー症候群、学習障害、注意欠陥多動性障害を持っていることを知りました。
看護師としての仕事が上手くいかず、先輩から「死ね!」と暴言を浴びせられたことが原因で、自殺未遂を経験。その後、看護師を辞め、風俗嬢として働く道を選びました。風俗嬢として働いていた頃には、アダルトビデオへの出演も経験。また、10回以上の整形手術を受けていることも公表しています。
そんな沖田さんの作品は、彼女自身の経験を元にしたリアルで生々しいストーリーが特徴であり、多くの読者から共感を得ています。
沖田×華さんのこれまでの道のりは決して平坦ではありませんでしたが、彼女は困難を乗り越え、今では多くの人々にインスピレーションを与える存在となっています。彼女のストーリーは、私たちが自分自身と向き合い、自分の強みを見つけ出し、周りの人々を助ける力を発揮することができることを教えてくれます。
沖田×華さんの活動は、障害を持っていることを隠さず、逆にそれを強みとして自分の道を切り開く姿勢が、多くの人々に勇気を与えています。彼女が描く漫画の中には、障害や人生の困難に立ち向かう強い意志が感じられ、読者に心に響くメッセージを届けています。