ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
今回のユニークな看護師の紹介は、看護師からどら焼き職人に転身した岩根真奈美さんです。彼女が運営する「どらやきみならい」では、絶品の手焼きどら焼きが提供されています。岩根さんは、看護師を辞める決断をした後、どらやき職人の道を選びました。
岩根 真奈美(いわね まなみ)
【所属・肩書】どらやきみならいまなみ
【資 格】看護師
【実 績】和菓子屋に弟子入り!
目標金額20万円のクラウドファンディングに、350万円以上の獲得!
ユニークキャリア
看護師からどら焼き職人に転身した岩根真奈美さんです。彼女が運営する「どらやきみならい」では、絶品の手焼きどら焼きが提供されています。岩根真奈美さんは、看護師を辞める決断をした後、どらやき職人の道を選びました。
岩根真奈美さんの夫・豊明さんは大分県宇佐市出身で、子どもの頃から地元の和菓子屋「まるじゅう製菓」のどら焼きを食べていました。その美味しさが忘れられず、妻の真奈美さんにもまるじゅうのどら焼きを食べてもらったところ、彼女もその美味しさに感動しました。そんなある日、まるじゅう製菓の塩崎喜寿さんが病気で店を閉めるという話を聞き、真奈美さんは、「この味を後世に残したい!」と決意し、看護師を辞めて弟子入りすることにしました。
お菓子作りの経験はなく、食べる方が好きだった真奈美さんですが、看護師からの転身に迷いはありませんでした。塩崎さんは昔気質の職人で、他の弟子志望者を断っていましたが、真奈美さんの熱意に心を動かされ、彼女を最初で最後の弟子として受け入れました。
修業は困難でした。塩崎さんは感覚でしか教えてくれず、レシピのようなものはありませんでした。銅板の温度や焼き時間など、感覚をつかむのに苦労しましたが、真奈美さんは続けていきました。
初めて焼いたどら焼きは真っ黒こげになりましたが、その後も熱意を持って修業を続け、現在では素晴らしい手焼きどら焼きを提供する「どらやきみならい」を運営しています。岩根真奈美さんは、看護師らしくエビデンスをつくりあげ、焼く時間、銅板の熱の具合、温度や湿度など、師匠の感覚値を細かくデータ化。データを基に何千個も試作して、1年近くかけてようやく師匠の味を受け継いだどらやきが完成した。
看護師からどら焼き職人へと変わった岩根真奈美さんの情熱と努力は、まさにユニークな看護師の物語と言えるでしょう。
公式サイト
どこか懐かしい「人生を変えたどら焼き」九州で60年愛される師匠の味を届けたい!|マクアケ – アタラシイものや体験の応援購入サービス (makuake.com)