ごきげんさまです。感護師つぼ（Twitter）(Threads）です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
鳥取県にコナン空港があると息子から教えてもらい、名探偵コナンの話題を久々に親子でしました。その時に名探偵コナンの映画に出演している声優ナースがいることを思い出したので、声優ナースの日野ろいさんを取り上げます！
日野 ろい（ひの ろい）
【所属・肩書】声優、シンガーソングライター、作詞家、作曲家
【出 身】
【資 格】看護師、実用英語検定技能認定準2級、MFAプロバイダー、ハーブコーディネーター
【臨 床】特定医療法人和風会 中島病院、社会医療法人緑壮会 金田病院
【経 験】
声優ナース・日野ろいさんの多彩なキャリア
デビュー前の歩み 日野ろいさんは、声優と看護師という異色のキャリアを持つ人物です。彼女は声優を志しながら、看護学校と声優学校に通い、アニメイトのCMナレーションや『ゾウがお家にやってきた』の吹き替えを担当しました。しかし、母親の病気をきっかけに看護学に専念するため、一時活動を休止しました。 2010年からはライブ活動や音声ブログを開始し、現役看護師としての等身大のキャラクターが人気を集めました。同年、USTREAMで「ぼく日野ろいのなんなのさ」という生中継番組を始め、月2回のレギュラー配信を行いました。
声優デビュー
2011年、劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』とその後日談OVA『名探偵コナン MAGIC FILE2011 新潟〜東京 おみやげ狂騒曲』で水田加奈役として声優デビューを果たしました。
看護師として患者が歌に励まされる姿を見て、日野さんは歌手を志しました。2010年12月にはシンガーソングライターとして「走り出したヴィーナス」を発表し、2011年からは西麻布a-lifeで定期的にライブを行い、オリジナル曲を披露しました。 彼女の楽曲「灯す ALL GREEN」は、響Radio stationの「彼女のカレラ」のテーマソングとして起用されました。作詞においては、曲先でも詞先でも柔軟に対応し、独自の世界観を表現しています。
看護師としての思い
日野さんが看護師を目指した背景には、幼少期の祖母の院内感染や母親の入院経験がありました。彼女は医療に対する不信感を抱きつつも、看護学を学び、家族を守るために知識を身につけることを決意しました。 彼女はブログで、医療に対する期待や希望を抱いていなかった自分が、看護師としての時間を大切にし、感謝していると語っています。また、医療の現場での経験を通じて、患者に寄り添うことの重要性を強調しています。
日野さんは、健康診断だけに頼らず、自分の体調に違和感を感じた時には信頼できる医師に相談することの重要性を訴えています。彼女は、若いうちからかかりつけ医を持ち、自分の健康を管理することが大切だと強調しています。 彼女のメッセージは、医療に対する不信感を抱えつつも、患者に寄り添い、健康を守るための知識を持つことの重要性を伝えています。日野ろいさんの多彩なキャリアは、看護師としての経験と声優・音楽活動を通じて、多くの人々に勇気と希望を与えています。