ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。
前回、江東区区長選挙に挑戦されている、看護大学の後輩の木村やよいさんを取り上げました。
彼女から「看護師が首長になる重要性!」を耳にして、すでに首長として活躍されている看護師の先輩である藤井律子さんを取り上げようと決めたので、今回は、元県議会議員、現在山口県周南市市長の藤井律子さんを取り上げます。
ちなみに私が好きな藤井律子さんのエピソードは、新型コロナウイルス対策の財源を創るために、自分自身の月額っ給与を減額する条例案を市議会臨時会に提出して可決させ、実施していったことです。市長自ら減額したので、それよりも減額率少ないですが、副市長や教育長なども一緒に追随されたのはリーダーシップだなぁと感動しました。
ちなみに、藤井律子さんは、来月、再選に向けた立候補中です。
今度は、人口減少と抗って「品格と誇りのある住みたくなる、未来が生まれるまちづくりに全力で取り組みたい」とお話されています。
藤井 律子 (ふじい りつこ)
【所属・肩書】山口県周南市市長
【出 身】広島大学医学部附属看護学校
【経 験】山口県県議会議員(4期)
【臨 床】広島大学医学部附属病院原爆医療研究所臨床外科病棟
【教 育】山口県立大学
【資 格】看護師
【実 績】自由民主党山口県連 総務会長 副会長 など歴任
ユニークキャリア
山口県県議会議員だった旦那さん(藤井真さん)が亡くなられたことをきっかけに、後継者として県議会議員になられた藤井律子さん。
旦那さんからどのように引き継がれ、実績を残し4期務めた後に、徳山動物園リニューアル北園広場修景工事の条件付き一般競争入札で官製談合があったという事件から、市長選挙に出馬して、現職だった木村健一郎さんと一騎打ちをして当選しました。
首長になられてからは、上記で書かせて頂いたように、突然訪れた新型コロナウイルス対策を、自分の給与を下げて財源にあてて対応してかれました。人口減少対策も大学を公立化させて開学した周南公立大で実績、アンモニア供給拠点という新事業を軌道にのせて、脱炭素としての実績も出されてきました。
正直、この4年は、新任してからの新型コロナウイルス対策を実践されてきたことが一番で、看護師首長としての可能性は次の任期に期待です。
特に、原爆医療研究所での世界に例をみない経験を是非とも活かして欲しいです。(どうやって?)
公式サイト
https://fujii-ritsuko.com/index.html
看護師とXを両立するには?
看護師しながら、他に何かをやることなんて出来ない!
よく耳にする言葉ですが、ユニーク看護師キャリア図鑑で紹介している人々がすごいで終わらせることはもったいないです。彼ら彼女らが活動できた背景として、柔軟な対応が出来る職場であるということがあります。
現在の職場内で新しく柔軟性をもってもらう選択肢もありますが、柔軟な職場の方に飛び込むという選択肢を活用するのも大切です。
看護師の口コミも大切ですが、キャリアエージェントに柔軟な職場環境を就職する前に交渉してもらうことも重要です。