看護の未来を創る!第14回日本在宅看護学会で多彩な企画に登壇します

ごきげんさまです。感護師つぼ(Twitter)(Threads)です。

看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。

来る11月16日17日の日本在宅看護学会にて、看護師視点のものづくりを筆頭に看護師の可能性を拓く企画をいろいろと担当させて頂いているので、ご紹介させてください。

ちなみに登場機会は5つ

講師として
オンデマンドセミナー13 在宅看護DX(デジタルトランスフォーメーション)
オンデマンドセミナー14 訪問看護の事業承継・M&A

座長として
11月16日(土)12:00〜13:00 ランチョンセミナー2「看護DX」 C会場 座長

企画者として
11月17日(日)10:10〜11:10 交流集会7「ものづくり」 D会場
11月17日(日)13:40〜14:40 交流集会10「カスタマーハラスメント」C会場

参加登録はこちら⇒https://janhc14th.site-s.jp/join.html

11月16日

ランチョンセミナー2@株式会社ゼスト C会場
テーマ「業界初!地域連携をDXしてステーションの持続的成長を実現する」

訪問看護業界のDXレポート作成などでご協力させて頂いていた株式会社ゼストさんのランチョンセミナーの座長を担当させて頂きます。

11月17日 10:10〜11:10 交流集会7 D会場

看護師視点でものづくりを実施し、商品化だけではなくグッドデザイン賞を受賞しているナースメンバーと一緒にアイディアを具現化する企画を創ります。

概要
在宅看護の現場では、看護師が創意工夫を凝らして問題を解決してきました。例えば、家の中に点滴台がないためにハンガーを代用するなど、現場のアイデアによって多くの課題が解決されてきました。また、陰部洗浄のために訪問看護師がよく作成していたペットボトルシャワーは、現在では100円ショップでキャップが販売されるようになっています。 より多くの訪問看護師のアイディアが世の中に出ることを目的として、看護師視点で新商品を開発・販売している看護師たちの活動を通じて、アイディアを具現化することについてディスカッションします。これにより、新しく在宅看護の現場をサポートするとともに、看護師の創造性と実務経験を社会に広めることを目指します。また、看護師同士が交流し、アイデアを共有することで、さらなるイノベーションを促進します。

登壇看護師
山本典子:医療現場の「あったらいいな」を形にし、グッドデザイン賞を多数受賞。
柴田敦巨:関西電力病院発イントレプレナー、がん治療経験から気づけた視点でのカトラリーを企画販売。
坪田康佑:リデザインした三角巾はグッドデザイン賞を受賞。

11月17日(日)13:40〜14:40 交流集会10 C会場

カスタマーハラスメント問題に対して、ロビー活動として、研究として、大学発ベンチャーとして
多様な側面で問題解決の挑戦をしている看護師が集結して企画を実施します。

概要
令和4年1月に埼玉県で発生した在宅診療医の猟銃殺害事件を受けて、日本医師会は警察庁に対し 医療従事者の保護を要請しました。その結果、警察庁は同年6月20日に各都道府県警察に対して 医療従事者の安全確保と迅速な対応を指示しましたが、依然として連携体制は不十分であり、医 療従事者の安全が脅かされ続けています。このような背景を受け、さらなる改善が求められ、本 年度の令和6年2月20日には追加の通知も発表されました。 また、一般社団法人日本男性看護師会は、厚生労働部会看護問題小委員会でこの問題を訴え続け た結果、看護課と対策について議論を行い、令和6年3月8日には地域医療介護総合確保基金にお いて在宅医療分野でもペイシェントハラスメント対策の補助に使用できる事例が公表されました 。 しかし、未だに在宅環境でのペイシェントハラスメント対策が十分に実施されておらず、ペイシ ェントハラスメントの実態についての認知も不足しています。 本インフォメーションエクスチェンジは、ペイシェントハラスメントに関する調査研究や対策研 究、ロビー活動等を実施してきた三名が現状の情報提供を行い、その後、会場参加者と共に在宅 現場における適切なペイシェントハラスメント対策を検討することを目的としています。 これにより、看護師が安全かつ健全な労働環境で質の高い看護ケアを提供できることを目指しま す。

オンデマンドセミナー 13

概要
2024年の診療報酬改定で新設された「訪問看護医療DX情報活用加算」は、在 宅看護におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性を示す象 徴的な出来事となった。2022年に発表された「医療DX令和ビジョン2030」以 降、医療分野のDX化は急速に進展している。しかし、DXは従来のデジタル化 やICT化とどう異なるのか?本講演では、この根本的な問いから出発し、在宅 看護におけるDXの本質と可能性を探究する。 まず、従来のデジタル化とDXの違いを明確にし、DXの定義を再確認する。そ の上で、在宅看護分野におけるDXの現状を分析し、未来の展望を提示する。 具体的には、遠隔モニタリングシステム、AI支援による看護計画立案、ウェア ラブルデバイスを活用した継続的な健康管理など、最新の技術と事例を紹介す る。 さらに、医療界だけではないDXの波に注目し、患者の日常生活を支援するDX ツールにも焦点を当てる。例えば、スマートホームテクノロジー、遠隔コミュ ニケーションツール、服薬管理アプリなど、訪問看護師が知っておくべき便利 なDXソリューションを紹介する。これらのツールが、患者のQOL向上と自立 支援にどのように貢献するかを考察する。 本講演を通じて、参加者が在宅看護DXの可能性を深く理解し、日々の実践に 活かせる具体的な知識を得ることを目指します。DXの進展がもたらす新たな 機会を捉え、より良い在宅ケアの実現に向けて共に歩んでいきましょう。

オンデマンドセミナー 14

概要
訪問看護事業所の歴史は、川添高志氏の分類によると、三つの世代に大別され る。第一世代(1982年~2000年)の創業期、第二世代(2001年~2011年)の 停滞期、そして第三世代(2012年以降)の成長期である。この歴史的背景を 踏まえ、現在、多くの訪問看護事業所が事業承継の課題に直面している。 2000年までに設立された4730カ所の事業所では、経営者の高齢化が進み、第 一世代(70代中心)、第二世代(60歳前後)ともに次世代へのバトンタッチ が急務となっている。中小企業庁の統計によれば、70代以上の経営者による 休廃業・解散が60%以上を占めており、訪問看護業界も例外ではない。 本講演では、訪問看護の事業承継が求められている社会背景を詳述し、講演者自身の体調不良による事業承継体験 からガイドラインの解説、2024年に改定された経済産業省の中小M&Aガイドラインにおける注意点などを紹介する。本講演を通じて、参加者が訪問看護事業所の持続可能性を高めるための事業承 継の重要性を理解し、自身の組織に適した承継戦略を考える一助となることを 目指します。


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