ごきげんさまです!感護師つぼ(@cango_shi)です。
看護師の可能性を拓くのに、すでに新しい道を切り拓いている方々の活動を知ることが第一歩だと思っています。2歩目
今回、切り拓いているというより、現在挑戦している方々のお話を書きたいと思います。
ごきげんさまです!看護師の笑顔につながると思い、今日は2025年の東京都議会議員選挙に、私たち看護職の代表として立候補されている素敵な女性をご紹介したいと思います。
現在、都議会選挙に出ている看護師は6名いらっしゃいますが、その中で訪問看護経験者であるたぐちさんを最初に取り上げます!

政治と聞くと、なんだか遠い世界のことに感じてしまう方もいるかもしれませんね。でも、私たちの暮らし、そして私たちが働く医療現場は、政治のあり方によって大きく変わります。特に、現場で働く看護師の「声」が届くことは、これからの医療をより良くしていく上で、とっても大切だと思っています。
今日ご紹介するのは、練馬区から出馬されている田口由理さんです。彼女は、長年看護師として、そして訪問看護師として私たちの社会を支えてきた方なんです。田口さんがどんな思いで、なぜ政治の世界に挑戦するのか、一緒に見ていきましょう。
練馬区から「現場の声」を政治へ!訪問看護師・田口由理さんの挑戦
田口由理さんってどんな人?
田口由理さんは、1981年生まれで群馬県出身。21歳で上京し、なんと20年間も看護師として活躍されてきた大ベテランなんです!病院勤務が14年、そして私たちの生活に寄り添う訪問看護師として6年のキャリアをお持ちです。
現在は練馬区に14年在住されていて、中学生と小学生のお子さんを持つ二児の母でもあります。緑豊かな練馬区が大好きで、子育てをするならこの街が良いなと思って引っ越してきたそうですよ。まさに、私たちと同じような日常を送る「普通の人」が、政治を変えようと立ち上がった、という感じがしませんか?
命と暮らしに寄り添ってきた経験
大学病院での看護師時代には、まさに「命と向き合う」日々を送ってこられました。結婚や出産を経験しながらも、看護師の仕事を続け、夜勤の時には小さなお子さんを院内保育に預けていたそうです。この経験は、働く母親としての葛藤や、子育てと仕事の両立の難しさを肌で感じてきたからこそ、多くのナースが共感できるのではないでしょうか。
さらに、東日本大震災の原発事故後に妊娠・出産を経験し、放射能や食の安全について深く考えるようになったとのこと。そして、ご自身が乳がんを患い、手術や抗がん剤治療を経験したことで、「看護する立場」から「看護される立場」を経験されたそうです。これは、患者さんの気持ちを誰よりも理解できる、田口さんならではの強みだと感じます。
訪問看護をされていた時には、様々な理由で適切な医療を受けられない方々を目の当たりにしたと話されています。医療現場の課題だけでなく、その根底にある社会的な問題にも気づかれたんですね。田口さんは「あらゆることに政治が関係している」と感じ、ここ東京から政治を変えていきたいという強い決意を持っていらっしゃいます。
田口由理さんが目指す「東京の未来」とは?れいわ新選組の政策から読み解く
田口さんは「れいわ新選組」から立候補されています。彼女が掲げる政策には、看護職として私たちが日頃感じている課題解決へのヒントがたくさん詰まっているんです。
特に注目したいのは、「財源はある!積極財政で東京から国を揺らせ!」という力強いメッセージです。東京都の税収や基金が豊かであることを強調し、その財源を市民の生活を支えるために活用すべきだと訴えています。具体的には、物価高騰対策として公平な給付金の支給や、地方債の柔軟な発行、そして超大手企業への地方法人税の引き上げなどを提案しています。これは、私たち市民の「使えるお金」を増やし、生活を楽にすることにつながるかもしれません。
さらに、「住宅政策」では公営住宅の増加や空き家活用、家賃補助の拡充などを掲げ、「快適な住まいは権利!」という考え方を徹底しようとしています。これは、住まいが不安定な患者さんや、私たち医療従事者が直面する住居の問題にも光を当てるものだと感じます。
そして、私たち医療従事者にとって特に気になるのが、「雇用・教育・社会保障」の分野です。非正規公務員の正規化や、教員・支援員の倍増、国民健康保険料の引き下げ、そして介護や保育士の給与改善にも触れています。看護現場でも人手不足や待遇の問題は深刻ですから、こうした政策が実現すれば、私たちの働く環境も大きく改善される可能性がありますよね。
私自身、東京都のカスタマーハラスメント対策の予算の使われ方や、在宅医療における職種間の予算配分の偏りについて、長年疑問を感じてきました。訪問薬剤師に8000万円もの予算が組まれている一方で、医師と看護師を合わせた在宅医療全体には5000万円というのは、正直、ひいきだと感じざるを得ません。このような偏りは、チーム医療において「嫉妬」を生み、結果として医療提供体制の機能不全を招きかねません。政治の場で、こうした不公平が解消され、すべての職種が公平に評価され、支援されるようになることを強く望みます。田口さんのような、現場を知る看護職の議員が増えることで、このような歪みが是正されることに期待したいですね。
私たちの「声」を届けるために
田口さんは、現在、一緒に活動してくれるボランティアや、活動を支えるご寄付も募集されています。彼女の活動に共感した方は、ぜひ公式サイトから詳細を確認してみてくださいね。
看護師としてのキャリア、子育て、そしてご自身の病気との闘いを通して、社会の様々な課題を肌で感じてきた田口由理さん。彼女のような「現場のプロフェッショナル」が政治に挑戦してくれることは、私たち看護職にとって、本当に心強いことだと思います。
看護師、ナース、看護、看護職のキャリアを政治で変える!東京都議会選挙2025、現場を知る候補者たち
田口さんのような、私たちの日常をよく知る方が政治の世界で活躍することで、東京、そして日本の医療や福祉がどう変わっていくのか、一緒に見守っていきませんか?